インフルエンザ脳症と異常行動との関係性について

インフルエンザはインフルエンザウイルスに感染して発症する病気です。
高熱や倦怠感、関節痛等の症状が突然おこります。
この高熱が出た1~2日以内にけいれんや意識障害を異常行動を起こす場合があります。
さらに悪化すると体内の臓器に異常がみられるようになり、その後心肺停止となり亡くなったり、後遺症が残ったりするリスクがあるのがインフルエンザ脳症です。
主に5歳までの幼児に多く発症しています。
高熱が出ると熱性けいれんを起こすことがありますが、インフルエンザ脳症の場合もけいれんを引き起こすので注意が必要です。
インフルエンザ脳症ではけいれんの他に異常行動を伴います。
幻覚や見えたり、おびえたり、怖がったりします。
食べ物を食べるものである事が認識出来なかったり、いきなり怒り出したり泣き出したりする場合もあります。
けいれんや異常行動が起きたら急いで病院で診察を受けて下さい。
インフルエンザの治療には抗インフルエンザウイルス薬を使用します。
この治療薬には、インフルエンザウイルスの増殖を抑える効果があり、薬の服用は早い方が効果があります。
近年、この治療薬であるタミフルと異常行動の関係性が問題となっています。
しかし、タミフルを使用しなくてもインフルエンザを発症すると異常行動を起こす場合がありますので、タミフルと異常行動の関係性は殆ど無いと見られています。
インフルエンザ脳症は毒性の強いウイルスが原因で免疫機能に異常を起こし、けいれんや意識障害、異常行動を起こすことがわかっています。
インフルエンザにかかった時に解熱剤を使用するとインフルエンザ脳症を発症する確率が高くなったり、悪化させてしまうといわれており、関係性が指摘されています。
インフルエンザは48時間以内の治療が肝心です。
インフルエンザを発症した場合は病院で適切な治療を受け注意深く観察することが大切です。